80年代以降、代官山がファッショナブルな街になった影響を受けて、中目黒も次第に発展していきました。現在では、オシャレな飲食店やブティックが立ち並び、人気の街としてメディアに取り上げられることも多くなっています。

特に東横線の高架下や目黒川沿い、山手通り沿いに雰囲気の良いカフェやレストランが多く集まっていて、休日ともなると多くの若者で賑わいます。また、最近では駒沢通り沿いにインテリアショップが増えていて、目黒区主催のイベントが行われることも。インテリアの街としても、名を知られるようになってきています。

さらに若者に人気の店だけでなく、昔ながらの商店がしっかり営業しているのもこの街の魅力です。目黒銀座商店街は駅から南西に約900mも伸び、下町風情あふれる商店が軒を連ねます。夏には「中目黒夏祭り」が開催され、阿波踊りやよさこいを目当てに多くの観光客が集まるのです。

イベントで言えば、外せないのが「目黒川桜祭り」。中目黒から池尻大橋にかけて川沿いに桜並木が整備されており、桜の季節には多くの人で賑わいます。昼間はもちろん、暗くなってからライトアップされた桜を見るのは、また格別でしょう。
他に、区役所や郵便局、図書館などの公共施設が駅周辺に集中していることも、この街の魅力です。実際に生活する上で役立つ施設や商店が多く集まっていることが、この街を選ぶ大きなメリットだと言えるでしょう。